太陽光発電に必要なもの - 20,000円の費用で始める自作のソーラー発電

太陽光発電のシステムを制作するにあたって必要な物をまとめてみました。

ソーラー発電のシステムを自作するには、ソーラーパネル、チャージコントローラー、バッテリー。この3点は最低限必要になります。

他には配線や端子などの接続部品。

ペンチや半田ごてなどの工具類も必要ですね。

趣味で電気工作をされている方なら、すでにテスターも持たれているかと思います。

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ソーラーパネルの配線に使われているMC4コネクター付きのケーブルを使用すれば接続が簡単になります。

このページでは、太陽光発電を自作するにあたって必要になるものや費用について紹介したいと思います。

必要機器

売電目的ではなく、ソーラーパネルで発電した電気をバッテリーに蓄えて使用するという目的なら簡単なシステムで自作することが出来ます。

電力会社に頼らず、自分で電気を作って消費する自給自足の状態です。

このように電力会社の送電網に接続されていない電力システムのことを「オフグリッド」と言います。

12ボルト電源だけで使用するソーラー発電システムなら以下の機器だけで作ることが可能です。

    12V用ソーラー発電の必需品
  • ソーラーパネル
  • チャージコントローラー
  • 自動車用バッテリー
  • 配線用ケーブル各種
  • 接続端子各種

そして、各システムしっかりと固定して、100ボルト電源が使える本格的な運用を目指すなら以下のアイテムも追加で必要になります。

    100V用ソーラー発電の必需品
  • インバーター
  • パネルの架台
  • バッテリー収納箱
ソーラー発電に必要なもの

ソーラーパネル

ソーラーパネルは出力別に各種ありますが、一番流通している12V 100ワット出力の単結晶タイプがリーズナブルでスペック面でも優れています。

チャージコントローラー

チャージコントローラーは使用するソーラーパネルの出力・電圧に応じたものを使います。

大きく分けてPWM方式とMPPT方式の2種類があります。

廃バッテリーを使った小規模発電なら、始めは安価なPWM方式のチャージコントローラーを試してみると良いでしょう。

自動車用バッテリー

車検時に交換した廃バッテリーを使用すれば0円ですが満充電時の電圧が低いので、それなりの蓄電能力になります。

軽自動車用のバッテリーなら新品を買っても安いし、重量も軽くておススメです。

インバーター

家庭用の電気製品を使うなら100V電源が使用できるようにしなければなりません。

その際は、バッテリーの12V電源を100Vに昇圧するインバーターを使います。

配線方法

ソーラー発電システムの配線系統は主に3つです。

①充電系統
チャージコントローラーとバッテリー間

②発電系統
ソーラーパネルとチャージコントローラー間

③昇圧系統
バッテリーとインバーター間

配線をする時は、それぞれの区間で流れる電流に応じたケーブルを使います。

設置器具

ソーラーパネルの取り付け場所やバッテリーの置き場所について必要になるものがあります。

主に自作の架台やバッテリー収納ケースについて紹介しています。

何年で元が取れる

インバーターを使わずに蓄電した電力を12ボルトの電気製品で使用し、架台やバッテリー収納ボックスなしで必要最低限のシステムを組んだ場合。(2015年5月の価格)

以下のアイテムだけでも独立した太陽光発電システムを組むことが可能です。

100Wソーラーパネル:12,900円
チャージコントローラー:2,180円
廃バッテリー:0円
ソーラーパネル用ケーブル 5m:2,280円
バッテリー配線用ケーブル 5m:約1,500円
バッテリーターミナル 1セット:333円
-----------------------------------------

合計:19,193円

この金額ならマイナポイントでもらった20,000円で購入すれば、おつりが出ますね。

そして発電した電気は、どのくらいの期間で元が取れるのか計算してみました。

主要電力会社10社平均単価が27円/kWhらしい。これは1時間に1000Wの電気製品を使用すると27円の電気代が発生する事を意味します。

なので、100Wのソーラーパネルでは1時間に2.7円分に相当する電気代を作り出している事になります。

たった2.7円!?

でも毎日朝8時から夕方6時まで10時間発電すると1日で27円の電気代。そして、一ヶ月30日では810円。一年では9,720円。

という事は上記のシステムなら2年で元が取れそうですね。

でもこの計算はあくまでも毎日晴れた日が続き、発電した電気をすべて100パーセントの効率で使用した場合ですのでご参考までに。

自作の太陽光発電は何年で元が取れる

こちらは持ち運び先でも充電ができる「ポータブル太陽光発電」システムの紹介です。

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【太陽光発電】

自然災害が多発している今、再生可能エネルギーが見直されています。空地だった場所がいつの間にかソーラーパネルが敷き詰められて広大なメガソーラー発電所になっていたりします。

新興住宅街には屋根にソーラーパネルを設置して自家発電している新築住宅もあちこちで目につきますね。
灯油で使う石油ボイラーやストーブを撤去してオール電化にしている家庭も多いのではないでしょうか?

太陽光発電をしている家庭のほとんどは売電を目的として設置しているので、ちょっとポケットマネーで始めようかという訳にはいきません。

このページでは、オフグリッドのソーラー発電を自動車のバッテリーに蓄電して夜間に使用するといった独立型太陽光発電システムの制作について説明しております。

電気を扱うので取り扱いを間違えると火災や火傷などの危険を伴います。自己責任の上、十分ご注意願います。

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太陽光発電に必要なもの - 20,000円の費用で始める自作のソーラー発電
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【太陽光発電】

自然エネルギーが見直されている今、広大な空地だった場所がいつの間にかソーラーパネルが敷き詰められてメガソーラー発電所になっていたりします。

屋根にはソーラーパネルを設置して自家発電している新築住宅も目につきますね。
オール電化にしている家庭も多いのではないでしょうか?

どれも売電を目的として設置している太陽光発電なので、ちょっとポケットマネーで始めようかという訳にはいきません。

このページでは、オフグリッドのソーラー発電を自動車のバッテリーに蓄電して夜間に使用するといった独立型太陽光発電システムの制作について説明しております。

電気を扱うので取り扱いを間違えると火災や火傷などの危険を伴います。自己責任の上、十分ご注意願います。